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ITパスポートの計算問題って捨てても平気?【合格はできるが、おすすめしません】

2022年4月24日

悩む人

計算って苦手…。ITパスポートの計算問題って全部捨てても合格できるかな?

ITパスポートはITに関する基礎知識を習得できる国家資格です。

1回の出題数は100問と多く、そのうち何問か計算問題も出題されます。

数字に苦手意識がある人は、計算問題を時間をかけて勉強するか、すべて捨てるか悩みますよね。

そんな皆さんに向けて、計算問題をすべて捨てた場合の合格ラインを確認してみました!

結論

計算問題を捨てても全体で72%、各分野45%正解すれば合格できる

出題される計算問題は似ているため、苦手分野は計算問題も勉強するのが合格への近道。


記事の信頼性・筆者の経歴

  • ITパスポート、その他10以上の資格保持者
  • 効率的な勉強が得意
  • 様々な資格について日々発信中


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計算問題を捨てたら何割で合格できるの?

結論かお伝えすると、計算問題を捨てた場合、次の正解割合をとれば合格することができます。


計算問題を捨てた場合の合格基準

総合評価点
      64問/90問 (72%)

分野別評価点
      ストラテジ系  13問/30問 (44%)
      マネジメント系 8/18問 (45%)
      テクノロジ系  16問/40問 (40%)


考え方は次のとおり。

ITパスポートの計算問題の出題数

過去6年分の過去問の計算問題数を集計したところ、以下のとおりになりました。

全体では100問中6問~10問計算問題が出題されるので、6%~10%が計算問題です。

思ったより多いですよね。

出題回ストラテジ系マネジメント系テクノロジ系
計算問題割合計算問題割合計算問題割合
平成30年 春3問9%2問10%4問9%
平成30年 秋5問14%2問10%3問7%
平成31年 春4問11%0問0%5問11%
令和元年3問9%1問5%5問11%
令和2年1問3%2問10%5問11%
令和3年1問3%2問10%3問7%
令和4年2問6%2問10%5問11%



ITパスポートの合格基準

ITパスポートの合格基準は公式サイトに記載されていますが、集計方法が複雑なので必要な正答数は記載されていません。


私が計算した結果は次の通りです。

全体でも、各分野ごとでも足切り点がある点要注意です。

総合評価点
      64問/100問 (64%)

分野別評価点
      ストラテジ系  13問/35問 (37%)
      マネジメント系 8/20問 (40%)
      テクノロジ系  16問/45問 (36%)


計算過程は次の記事ご参照。

ITパスポートの合格ラインは?合格に必要な問題数をお伝えします。

ITパスポートの合格点は一般的な資格試験と違い「全体の〇%取れば合格」というわけではありません。 「出題される問題は一部は評価対象でない」という特殊な試験方式をとっています。 合格できる最低ラインを知 ...

続きを見る


計算問題を捨てた場合の合格基準

「絶対に合格できるギリギリの正解数」を算出するために、過去6年間で各分野で出題された最大の計算問題数を出題数から引くとこのようになります。

総合評価点
      64問/90問 (72%)

分野別評価点
      ストラテジ系  13問/30問 (44%)
      マネジメント系 8/18問 (45%)
      テクノロジ系  16問/40問 (40%)

合格に必要な正解数の割合がかなり高いので、苦手な分野があると計算問題をすべて捨てての合格はかなり難しいと思います。


ITパスポートの計算問題ってどんな内容?

試験に出題される問題数が100問に対して120分しか試験時間がないので、1問を解くのに使える時間は1分強と短いです。

また、電卓が持ち込めないこともあって、難しい計算問題は出題されません。

過去問で出題された計算問題を解けるようになれば、当日もサクサク解けるはずです。

ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系それぞれで頻出されるの問題の例を紹介します。

ポイントは次の2点です。

  1. 答えが導かれるまでの過程は複雑でない。
  2. 難しい計算は出題されない。


ストラテジ系



問】ある商品を表の条件で販売したとき、損益分岐点売上高は何円か。

販売価格300/個
変動費100/個
固定費100,000円
平成30年秋期 問27

【解】150,000(円)


【解法】

変動費率:100÷300=1/3

100,000÷(1-1/3)=150,000(円)

マネジメント系


【問】あるシステムの設計工程における設計書作成の予定所要工数,及び現在の各設計書の進捗率は表のとおりである。予定どおりの所要工数で完了まで進むものとして,すべての設計書の完了を100%としたとき,現在の全体の進捗率(%)は幾らか。

予定所要工数現在の進捗率
外部設計書500時間100%
内部設計書700時間50%
プログラム設計書900時間30%
平成21年春期 問48


【解】53%


【解法】

全体の予定所要工数は、

 500+700+900=2100(時間)

現在の作業終了分工数は、

 (500×1.0)+(700×0.5)+(900×0.3)=1120(時間)

消化工数を予定所要工数で割った商がプロジェクト全体の進捗度となります。

 1120÷2100=53.333…≒53%

テクノロジ系



【問】10進数155を2進数で表したものはどれか。
(令和2年秋期 問62)

【解】10011011


【解法】

下表を用いて、
155=128+16+8+2+1


ITパスポートの計算問題はどうやって勉強する?

計算問題はひたすら似た問題を解くことで解ける感覚が身についてきます。

ITパスポートの「過去問道場」では、計算問題だけをひたすら出題してくれるモードがあります。

計算問題を毎日まとめて1時間、1週間解いてみたら必ずほとんどの問題が解けるようになるはずです。

解くときに気を付けるのは、解説を見ないで何時間も考えこんだりせず、わからない問題はすぐに解説を読んで、解説をみながら自分で計算をすることです。

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