VERSANTってなに？スピーキングテスト対策を解説します。【半年で58→72】

悩む人

VERSANTの対策って何をやればいいの？？

VERSANTは大手企業が導入している英語の能力をは測るテストです。

かなり正確に手軽に英語力をはかれるため、転職や海外赴任に向けて受験を考えてる社会人の方は多いのではないでしょうか。

しかし、日本ではVERSANTの知名度はTOEICや英検と比べると知名度が低く、対策に関する情報があまり開示されていないですよね。

そこで、VERSANT スピーキングテストを6回受験して、半年で14点あげた経験のある私が対策を解説していきます。


↓筆者の点数証明

VERSANTってどんな試験？

悩む人

VERSANTってどんな試験なの？？

VERSANTのスピーキングテストを6回受験した私がお答えしましょう。

わかる人

次の3つの観点から、VERSANTのスピーキングテストについて解説していきます。

どんな人が受けているの？

VERSANTは、世界100カ国以上で年150万人が受験しています。

日本では2015年から本格的に法人顧客に販売されているため、大手企業の従業員を中心に受験しています。

2019年6月にはVERSANTのスピーキングテストの国内受験者数が累計で20万人を突破しました。

VERSANTの導入を明言している有名企業を紹介します。

実際にグローバルに事業を展開している大手企業が、ビジネス英語のリスニングとスピーキング力の測定のために採用していることがわかります。

• 楽天
• ヒルトン
• JT(日本たばこ産業)
• クラレ

かなり大手企業が採用しているのがわかりますね。

どんな問題が出題されるの？

VERSANTのスピーキングテストは「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構文」の4つの観点からスピーキング力を測定します。

試験時間は20分で、20点～80点で評価されます。

出題される大問は6つあります。それぞれの問題で測定される項目は以下のとおり。

各大問の問題形式は次の動画を確認することをおすすめします。

英語力を本当にはかれるの？

AIが採点するときくと、本当に英語力を正確に計測できるの？と疑問をいただくと思います。

まず、私の体感についてお話させていただくと、かなり精度は高いと感じました。

私はTOEIC930点でVERSANTの点数が72点なので、以下の表と照らし合わせても自分の実力に合った点数だと思っています。

また、アメリカに12年住んでいた友人は満点の80点を取っていたことからも、信頼度が高いといえるのでないでしょうか。

また、VERSANTは⽶国国防総省やオランダ政府移⺠局などの政府機関でも導入されており、このことからも、海外でも高く評価されていることがうかがえます。

VERSANTはどうやって対策するの？

VERSANTのスピーキングテストで計測される「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構文」の能力を伸ばす方法を解説していきます。

• 基礎力→リスニング
• 語彙・文章構文→単語・文法
• 発音・流暢さ→スピーキング

リスニング

VERSANTは英語で問題が出題されるため、リスニングができないと点数はあがりません。

そのため、まずはリスニング力を上げることに注力することをおすすめします。

リスニング力のあげ方はいろいろありますが、今回は３つ紹介したいと思います。

1. 動画の視聴
2. シャドーイング
3. TOEICパート1&2対策

動画の視聴

一番手軽に楽しくできるのはYoutube視聴だと思います。

私はリスニング力をあげるときに、Youtubeで好きな英語・日本語字幕の動画をひたすら観ます。

有名どころでは、TED JapanやBBC Japanがありますよね。

私が今はまっているのはTLC Japanです。

アメリカのリアリティ番組を日本語字幕でみれるのですが、内容が面白く、暇なときに聞き流しています。

継続することが大事なので、少しでも自分が興味のある内容を探して視聴するのがおすすめです。

シャドーイング

また、動画を見るだけではどうしてもすぐにはリスニング力が身につかないので、やる気がある方はシャドーイングを強くおすすめします。

シャドーイングは自分のリスニング力をあげるのに一番手っ取り早いといわれています。

私は以下の「シャドーイング100本ノック」を100本すべてやりました。

最初は思うようにできませんが、20本くらいやってみると、だんだん自分が上達していることにきづくことができます。

TOEICパート1&2対策

TOEICのリスニング問題であるパート1&2の対策はVERSANTの試験の問1~3に似ているので、勉強することをおすすめします。

私がおすすめなのは超特急シリーズです。

「初心者用」「難問」「難化対策」など、自分のレベルに応じて選べるのが特徴です。

単語・文法

単語・文法の重要性はTOEICや英検と比べると落ちます。

VERSANTはTOEICと違って直接的に単語や文法を問われる問題はないですし、VERSANTで高得点を狙っている方でも、英検2級～準1級レベルの単語力、文法をみにつけていれば十分70点以上を狙うことができます。

先ほどご紹介したとおり、VERSANTとTOEICの点数の比較表は以下のとおりと公式も発表していますが、単語・文法力に関しては、狙っている点数の1段階下のTOEICの点数レベルの勉強でいいと思います。

例えば、VERSANTで65点を狙っている人は、TOEICで600~700点を狙うレベルの単語と文法の勉強すればいいと思います。

正直、VERSANTで点数を取るためには、リスニング、スピーキングの勉強に力を入れることをおすすめします。

「英検準１級」

スピーキング

最後に、スピーキングの勉強法です。

スピーキング能力をのばすのはとても難しく、私もアプリやオンライン英会話など様々な方法を試しましたがイマイチ自分では成果を感じられませんでした。

というのも、自分の発音を自分自身で確認して改善するのって難しいですよね。

そのため、本当にVERSANTを伸ばしたい、自分のスピーキング力を伸ばしたいと思っている人は、スクールを検討することをおすすめします。

Versantをもとに英語力を図ってくれる英会話としてTorizやタビスタがあげられます。

スクールに通うか悩んでいる人も、無料のカウンセリングもあるので、間検討することをおすすめします。

点数を上げるために意識すること

英語力の向上以外に、意識することで点数を上げる方法を解説します。

返答のスピードに気を付ける

5回受験経験のある私が思うに、一定のスピードで回答するのはとても重要だと思いました。

AIが判定しているため、早口で話したり、文と文の途中に間を開けてしまうと、「流暢さ」の評価が極端に下がってしまいます。

そのため、一定のスピードで話すことを心掛けて、しゃべることが思いつかなくても間をつなぐことをおすすめします。

いいイヤホンを使う

どんなに自分の英語力が高くても、AIにきちんと自分の聞き取ってもらわないといい点数は取れません。

自分の英語をはっきりと相手に伝えるためにイヤホンセット使うことをおすすめします。

Iphoneの付属品など、マイクがコード上についているものは、ゆれてしまって口からの距離が動くため、拾う音声に強弱がついてしまいます。

また、両耳がふさがるタイプも、自分の声を直に聴けないため、片耳タイプがおすすめです。

安くて人気なヘッドセットを1つ紹介します。