【FP3級】 実技試験って何？3種類を徹底解説。概要・合格率・どれが受かりやすい？

悩む人

fp3級について調べたら実技試験があるって書いてある！実技って何？

FP3級に合格するには「学科試験」と「実技試験」の2つ試験で合格する必要があります。

「実技試験」と聞くと「面談しないといけないの？」と不安を感じる人もいると思います。

私も初めて「実技試験」と聞いたときに、どんな試験形式なのかわからず焦りました。


FP3級に合格している私が、FP3級の実技試験の内容とおすすめの教科を徹底解説していきます。

結論：
実技試験はマークシート式のペーパーテスト

おすすめ教科：資産設計提案業務

FP3級の実技試験の概要・おすすめ科目

以下について解説していきます。

• 実技とは？実技の種類
• 申し込み方法・受験料
• おすすめの科目
  

＞＞FP3級の概要は次の記事ご参照

実技試験とは？実技の種類

実技試験ではFPとして顧客への適切なアドバイス業務を行うにあたって必要な知識が審査されます。

「学科試験」と同じマークシート式で3択問題です。

計算問題が主に出題されます。

次の3科目のうち、1科目を選んで受験します。

• 資産設計提案業務
• 個人資産相談業務
• 保険顧客資産相談業務

申し込み方法・受験料

科目によって申し込みサイトは異なります。

• 日本FP協会：資産設計提案業務
• きんざい(金融財政事情研究会)：個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務

受験料はいずれも3,000円です。

日本FP協会HP：
https://www.jafp.or.jp/exam/

きんざいHP：
https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/apply/index.html

おすすめの科目

「資産設計提案業務」をおすすめします。

理由は次のとおり。

• 合格率が一番高い
• 試験範囲が学科試験に近い
• オンスクに対応している

オンスクは多くのFP3受験者が活用しており、筆者もおすすめしているFP3級の勉強法です。

一番安く、効率よく勉強できる方法です。

＞＞オンスクの詳細記事

オンスク公式サイト

資産設計提案業務【FP3級の実技試験①】

概要

学科試験で勉強する試験範囲全体から出題されます。

試験範囲は広いですが、その分出題される知識は浅く、オーソドックスな質問が出題されます。

具体的な試験内容は次の通りです。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
   ファイナンシャル・プランナーと関連業法との関係や、ファイナンシャル・プランナーに求められる職業上の倫理を正しく理解したうえで、プランニングが行えること。
   ファイナンシャル・プランニングの現状を正しく理解したうえで、顧客に説明できること。
2. ファイナンシャル・プランニングのプロセス
   ファイナンシャル・プランニングのプロセス全体に関わるポイントや概念を正しく理解していること。
3. 顧客のファイナンス状況の分析と評価
   顧客のデータを把握するとともに、顧客の生活設計上の希望や目標を正しく理解できること。

   （日本FP協会HP抜粋）

受験者数・合格者率

• 受験者数2.4万人/回
• 合格者率85%

受験者数が最も多く、合格者率も高い科目です。

どんな人におすすめ？

上記のとおり、受験者数も一番多く、合格率も高いため、全員におすすめします。

学科試験の勉強を一通りこなせば、資産設計提案業務の勉強も数時間で完了します。

FP3級の勉強に多くの人が使うオンスクも「資産設計提案業務」に対応しています。

個人資産相談業務【FP3級の実技試験②】

概要

資産設計提案業務と同様に、学科試験で勉強する試験範囲全体から出題されます。

具体的な試験内容は次の通りです。

受験者数・合格率

• 受験者数1.2万人/回
• 合格者率45%

資産設計提案業務と比べると受験者数も合格者数も半分程度に落ちます。

保険顧客資産相談業務と比べると同程度です。

どんな人におすすめ？

きんざいで受験を考えている人で、保険に従事していない人におすすめです。

合格率は資産設計提案業務より35%程度低いので注意してください。

保険顧客資産相談業務【FP3級の実技試験③】

概要

保険引受に関する問題が出題されます。

試験範囲がまとまっている分、試験内容は他の2つに比べて深堀された問題です。

具体的な試験内容は次の通りです。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
   ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2. 保険顧客の問題点の把握
   保険顧客の属性、加入している保険商品、保有金融資産等に関する具体的な設例に基づき、ライフプラン策定、保険商品の活用、相続・贈与、所得税等に関する相談における問題点を把握できること
3. 問題の解決策の検討・分析
   問題解決に当たって必要とされる知識に基づいて、顧客の立場に立って相談に答えられること

   （きんざいHP抜粋）

受験者数・合格率

• 受験者数1.3万人/回
• 合格者率47%

資産設計提案業務と比べると受験者数も合格者数も半分程度に落ちます。

個別資産相談業務と比べると同程度です。

どんな人におすすめ？

保険会社に従事している方や保険への興味が強い方はおすすめです。

FP3級の実技試験の勉強法

FP3級は、過去問をしっかり解けるようにすれば合格することができます。

おすすめの勉強方法は2つあります。

1. 超おすすめ：オンスク・過去問
   ⇒資産設計提案業務にのみ対応
   ⇒最安値で勉強したい人・忙しい人・効率よく勉強したい人向き
   
   
   
2. ：教科書＆問題集（みんなが欲しかった！シリーズ）・過去問
   ⇒全科目に対応
   ⇒きんざいで受験する人・紙で勉強したい人向き
   
   
   >>詳細は次の記事を参照

まとめ

実技試験は次の3科目が用意されています。

筆者のおすすめは、受験者数および合格率が一番高い「資産設計提案業務」です。

また、FP3級の受験者が多く活用しているオンスクも資産設計提案業務のみ対応しています。

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