【FP2級のおすすめ実技試験】どの科目がおすすめ？受験者＆合格率から比較

悩む人

fp2級について調べたら実技試験があるって書いてある！実技って何？

FP2級に合格するには「学科試験」と「実技試験」の2つ試験で合格する必要があります。

実技試験は5教科あり、その中から1つ選択しないといけません。

5教科もあると、どれを選べばいいかわからないですよね。

FP2級に合格している私が、FP2級の実技試験の概要と受かりやすいおすすめの教科を徹底解説していきます。

結論：
合格率の高い資産設計提案業務がおすすめ

FP2級の実技試験の概要・おすすめ科目

以下について解説していきます。

• 実技試験とは？実技の種類
• 申し込み方法・受験料
• おすすめの科目
  

＞＞FP2級の概要は次の記事ご参照

実技試験とは？実技の種類

実技試験ではFPとして顧客への適切なアドバイス業務を行うにあたって必要な知識が審査されます。

問題形式は選択式または数字を回答する問題が出題されて、計算問題が多いです。

FP2級は次の5科目の中から1科目を選んで受験します。

• 資産設計提案業務
• 個人資産相談業務
• 中小事業主資産相談
• 生保顧客資産相談業務
• 保険顧客資産相談業務

申し込み方法・受験料

科目によって申し込みサイトは異なります。

• 日本FP協会：資産設計提案業務
• きんざい(金融財政事情研究会)：個人資産相談業務、中小事業主資産相談、生保顧客資産相談業務、保険顧客資産相談業務

受験料はいずれも4,500円です。

日本FP協会HP：
https://www.jafp.or.jp/exam/

きんざいHP：
https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/apply/index.html

おすすめの科目

「資産設計提案業務」をおすすめします。

理由は次のとおり。

• 合格率が一番高い
• 受験日が年3回ある（最多）
• 試験範囲が学科試験に近い
• オンスクに対応している
  
  

オンスクは多くのFP受験者が活用しており、筆者もおすすめしているFPの勉強法です。

一番安く、効率よく勉強できる方法です。

＞＞オンスクの詳細記事

オンスク公式サイト

資産設計提案業務【FP2級の実技①】

概要

学科試験で勉強する試験範囲全体から出題されます。

試験範囲は広いですが、その分出題される知識は浅く、オーソドックスな質問が出題されます。

具体的な試験内容は次の通りです。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2. ファイナンシャル・プランニングのプロセス
3. 顧客のファイナンス状況の分析と評価
4. プランの検討・作成と提示

（日本FP協会HP抜粋）

受験者数・合格者率・試験日

• 受験者数2.0万人/回
• 合格者率65%

受験者数が多く、合格者率も最も高い科目です。

また、年3回受験するチャンスがあります。

どんな人におすすめ？

上記のとおり、受験者数も多く、合格率も一番高いため、全員におすすめです。

学科試験の勉強を一通りこなせば、資産設計提案業務の勉強も数時間で完了します。

FP2級の勉強に多くの人が使うオンスクも「資産設計提案業務」に対応しています。

個人資産相談業務 【FP2級の実技②】

概要

資産設計提案業務と同様に、学科試験で勉強する試験範囲全体から出題されます。

具体的な試験内容は次の通り。

受験者数・合格率・試験日

• 受験者数2.1万人/回
• 合格者率34%

受験者数が最も多い科目です。

資産設計提案業務と試験範囲は似ていますが、合格者数は半分程度に落ちます。

年3回受験するチャンスがあります。

どんな人におすすめ？

きんざいで受験を考えている人で、一般的な問題を解きたい人におすすめです。

合格率は資産設計提案業務より35%程度低いので注意してください。

中小事業主資産相談業務 【FP2級の実技③】

概要

中小事業に焦点をあてた問題が出題されます。

試験範囲がまとまっている分、試験内容は資産設計提案業務や個人資産相談業務に比べて深堀されます。

具体的な試験内容は次の通り。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2. 中小事業主のニーズ及び問題点の把握
3. 問題の解決策の検討・分析
4. 顧客の立場に立った相談

（きんざいHP抜粋）

受験者数・合格率・試験日

• 受験者数1500人/回
• 合格者率57%

受験者数はかなり少ないです。

年2回(1月と9月)受験できます。

ほかの科目と比べて、受験日程が少ないです。

どんな人におすすめ？

中小企業に勤めている人や、中小企業を顧客としてFP業務に従事する人におすすめです。

生保顧客資産相談業務 【FP2級の実技④】

概要

生保に関する問題が出題されます。

試験範囲が狭い分、内容は資産設計提案業務や個人資産相談業務に比べて深堀されます。

具体的な試験内容は次の通り。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2. 生保顧客のニーズ及び問題点の把握
3. 問題の解決策の検討・分析
4. 顧客の立場に立った相談

（きんざいHP抜粋）

受験者数・合格率・試験日

• 受験者数1.5万人/回
• 合格者率54%

受験者数は、個人資産相談業務と資産設計提案業務の次に多いです。

年3回受験できます。

どんな人におすすめ？

生保企業に勤めている人におすすめです。

保険顧客資産相談業務 【FP2級の実技⑤】

概要

損保に焦点をあてた問題が出題されます。

試験範囲がまとまっている分、試験内容は資産設計提案業務や個人資産相談業務に比べて深堀されます。

具体的な試験内容は次の通り。

1. 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえた ファイナンシャル・プランニング
2. 損保顧客のニーズ及び問題点の把握
3. 問題の解決策の検討・分析
4. 顧客の立場に立った相談

（きんざいHP抜粋）

受験者数・合格率・試験日

• 受験者数400人/回
• 合格者率63%

受験者数はかなり少ないです。

また、毎年9月にしか受験できません。

どんな人におすすめ？

会社に保険顧客資産相談業務の受験を命じられていない限り、受験はおすすめしません。

年1回しか受験できないため、仮に落ちてしまったら再受験は一年後になってしまいます。

FP2級の実技試験の勉強法

FP2級は出題範囲が広いですが、過去問をしっかり解けるようにすれば合格することができます。

おすすめの勉強方法は2つ。

1. 超おすすめ：オンスク・過去問
   ⇒最安値で勉強したい人・忙しい人・効率よく勉強したい人向き
   
   
   
2. ：教科書・問題集・過去問
   ⇒きんざいで受験する人・慎重に勉強したい人向き
   

筆者は1.のオンスク・過去問でFP2級に合格しました。

FP2級のおすすめ勉強法の詳細は次の記事のとおり。

まとめ

FP2級の実技試験は次の5科目が用意されています。

筆者のおすすめは、受験者数および合格率が一番高い「資産設計提案業務」です。

また、FP2級の受験者が多く活用しているオンスクも資産設計提案業務のみ対応しています。

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